子供から大人まで、みんなが大好きなカレー。大人はスパイスが効いた辛いカレー、子供の分は甘いカレーにしたいですよね。
そんな時には、身近にある調味料や食材で甘くする方法、マイルドにする方法があります。しかもただ、甘くするだけではなく旨みが増し、コクのある仕上がりにすることができます。
そこで今回は、辛いカレーを子供用に甘くする方法を紹介したいと思います。辛さを調節して、子供も甘く美味しいカレーを食べましょう。
もくじ
子供用にマイルドに甘くする/コーンスープの素
コーンスープの素を加えて混ぜるだけで、クリーミーで子供向けのマイルドな味になります。
作り方は、大人用に作った辛いカレーにコーンスープの素を混ぜ合わせるだけです。
ポイントは、熱々のカレーと混ぜることです。
カレーが熱々ではないと、粉っぽくなってしまったり、とろみがつかなかったりするので注意してください。
より混ざりやすくするためには、小鍋に辛いカレーを子供が食べる分量取り分けて、コーンスープの素と牛乳を少し薄めで加熱してください。
電子レンジでも可能です。粉末なので味の調整もできますし、好みに合わせて量を調節できるのは嬉しいポイントですね。
子供用にマイルドに甘くする/ヨーグルト
ヨーグルトは、辛いカレーを甘くするだけでなく、コクをプラスしてくれます。
作り方は、ルウを溶かしたあとのカレーに大さじ二杯程度を目安に少しずつ加えて味を調整しながら混ぜていきます。また、事前にお肉をヨーグルトに漬け込んでおいて、そのままヨーグルトごと煮込むこともできます。
注意点としては、入れすぎに気をつけることです。
ヨーグルトを入れすぎてしまうと、色が白っぽくなってしまい、味も酸味が強くなってしまいます。
辛いカレーを子供用にマイルドに甘くする/牛乳
牛乳は、辛いカレーに混ぜることで辛さを抑えまろやかさが増します。
作り方は、ヨーグルトと同じく、ルウを溶かしたカレーに牛乳を混ぜるだけです。
牛乳の目安として、4〜5人前のカレーに対し200cc程度です。
牛乳が分離してしまうのを防ぐため火を止めてから入れ、少しずつ加えて味を調整してください。最近では、牛乳をたっぷり入れた牛乳カレーも人気のようです。
子供用にマイルドに甘くする/練乳
イチゴにかけるイメージの練乳ですが、辛いカレーに入れることによって辛さを抑え、まろやかになり甘さが増します。
子供用の甘いカレーにするには最適な食材であると思います。
入れる練乳の量は、4人前のカレーに対し小さじ1/2を目安に味見をしながら調節してください。
入れ過ぎるとしつこくなってしまうので、注意してください。
子供用にマイルドに甘くする/ジャム
ジャムは、カレーの隠し味としてよく使われますが、辛いカレーに加えることで甘さととろみ、さらに酸味が加わり深みのある味になります。
ジャムを入れるタイミングは、ルウを溶かした後がオススメです。
ジャムを入れすぎてしまうと、甘くなりすぎてしまうので気をつけてください。
ジャムの種類は、りんごやイチゴがいいと思います。
固まったままにならないように、よく溶かしてください。
子供用にマイルドに甘くする/はちみつ
はちみつも、カレーの隠し味としてよく知られています。はちみつを辛いカレーに入れることで、大幅に甘さがプラスされます。
さらにルウを溶かす前の具材と一緒に少し煮込むと旨味とコクが増します。
はちみつの量の目安は、カレー4皿分に対し小さじ1/2程度です。
少量でもかなりの効果を発揮してくれるので、味見をしながら入れるようにしてください。
はちみつを入れ過ぎてしまった場合、甘いのにスパイシーという奇妙な味になってしまい、修正するのは難しいので注意してくださいね。
子供用にマイルドに甘くする/バナナ・リンゴなどのフルーツ
皮を剥いたすりおろしリンゴ辛いやバナナを辛いカレーに入れることによって、甘みが増しさっぱりとした子供にも食べやすいカレーになります。
すりおろしリンゴを入れるタイミングは、ルウを溶かした後です。
リンゴをすりおろすのが面倒な場合には、りんごジュースでも代用可能です。好みの甘さになるまで、少しずつ加えて味を調整してください。
リンゴの代わりに潰したバナナを入れても子供用の甘いカレーになります。仕上がりの直前にスプーン1杯程度のバナナを混ぜます。バナナは少しの量でも甘くなります。コクも増すのでオススメです。
子供用にマイルドに甘くする/ケチャップ
ケチャップは、辛いカレーに加えるだけで辛さを控えめにしマイルド味にしてくれるので、子供でも食べやすいカレーになります。
またケチャップの程よい酸味は、カレーがあっさりとした味になり、全体の味を引き締めます。甘さを控えさせてくれるだけではなく、カレーの味を大きくレベルアップしてくれます。
子供用にマイルドに甘くする/マヨネーズ
マヨネーズは大人用カレーを甘くするだけではなく、コクも出るのでオススメです。
マヨネーズの場合は、煮込むのではなくお皿にカレーを取り分けた後にお好みの量をかけてください。
お皿ごとに甘さを調整できるので、子供用のカレーだけ辛さを抑えたいという場合にマヨネーズは便利です。ただ、マヨネーズをかけ過ぎてしまうと脂っこくなってしまい、カロリーが高くなりますので注意してください。
子供用にマイルドに甘くする/トマト
トマトを入れることによって甘さに加えて、爽やかな酸味とジューシーな感覚も加わります。トマトを加えるタイミングは、水を入れて煮るときに適当な大きさに切ったトマトをそのまま鍋に加えるだけです。ミキサーにかけて煮込んでもいいと思います。
子供用にマイルドに甘くする/チョコレート
カレーにチョコレートを加えることによって甘みのほかに、深いコクが加わります。
チョコレートの種類は、ブラックチョコレートなどの甘くないチョコレートではなく、ごく一般的なミルクチョコレートがオススメです。
チョコレートを入れるタイミングは、お肉や野菜を煮込んだあと、カレールウと一緒にチョコレートを1〜2かけら程度溶かしてから加えてください。
チョコレートは、事前に電子レンジなどで軽く溶かしておいてください。
味見をしてみて、もし甘みが足りないようだったらチョコレートを少量ずつカレーに入れてお好みの甘さになるまで味を調整してください。
また、チョコレートの甘みは、プロが作るような高級な味のカレーにしてくれるので大人にもオススメです。
子供用にマイルドに甘くする/生卵をトッピング
生卵をカレーに落としてルウと混ぜながら食べると、辛いカレーの味がまろやかになり辛みが感じにくくなります。
生卵が苦手という方は温泉卵や目玉焼きでも大丈夫です。
卵をトッピングすることで、カレーの見た目も良くなりますし子供も卵をぐちゃぐちゃに混ぜるのを楽しんでくれます。
子供用にマイルドに甘くする/カルピス
子供がいる家庭では、カルピスが冷蔵庫に入っているというご家庭は多いのではないでしょうか。
大人用の辛いカレーにカルピスを加えることによって、スッキリとした甘みとカルピス特有のコク、さらに酸味が追加されます。
原液のカルピスがオススメですが、ない場合は通常のカルピスでも大丈夫です。
入れ過ぎてしまうと甘すぎたり酸味が強くなってしまい味が変わってしまうので、味見をしながら少しずつ調整してください。
子供用にマイルドに甘くする/さつまいも
さつまいもはかなり甘いので、辛いカレーに入れることでしっかりとした甘いカレーになります。
さつまいもをカレーに入れる場合には、適度な大きさに切ったあと、しばらくあく抜きをしてから使うことをオススメします。
辛いカレーを甘くする方法のまとめ
辛いカレーを子供用に甘くするする方法についてご紹介しました。
気になった食材、調味料があったらぜひ入れてみてください。
また、トッピングするだけでも甘くすることができるので、簡単にチャレンジすることができます。家族みんなが喜ぶ家庭の味を作ってみてください。