チーズ好き必見!みんな大好き☆イタリア生まれのヘルシー且つ、美味しいリコッタチーズについてご紹介致します。
色んな料理に合わせやすく使いやすいリコッタチーズがご自宅で簡単に作れたら便利ですよね。
こちらの記事では、リコッタチーズとはどのようなチーズなのか?また、リコッタチーズのホエーを使った作り方と、お酢を使った作り方の2通りをお教え致します!
更に、保存のし方や豆知識も記載しておりますので、是非最後までご覧ください。
もくじ
リコッタチーズとは?
原産地は南イタリアで、味わいはクセがなくフレッシュでやさしいミルクの風味が感じられる、チーズの中でも比較的食べやすいチーズです。
クセがないため、幅広く色んな料理に使用でき、とても便利なのです。
“リコッタ”の由来は、イタリア語で「ri(再び)」「cotta(煮た)」という意味で、製造方法からきています。
チーズを作る過程で出来た水溶液(ホエー)を、もう一度沸騰させて作るのです。
通常のチーズは、チーズを生み出すための材料で作られているのですが、リコッタチーズだけはそうではなく、
元々はチーズを作る過程で出来た“残り物”“不要物”として認識されていたホエーを再利用してできたのもがリコッタチーズなのです。
けれども、そうとは思えない程の美味しさと栄養価の高さで、今ではとても人気の高いチーズなんですね。
栄養面では、カルシウムやたんぱく質の含有量がとても高く、一気に摂取できるので、育ちざかりのお子さんにもとてもおすすめです。
そして、栄養価が高いにも関わらず、他のチーズに比べて脂質含有量が圧倒的に少ない為、意外とヘルシーなんですよ。
ダイエット中で栄養が偏りがちの方にも、積極的に食事に取り入れて頂けると良いと思います。
リコッタチーズをホエーで作ってみよう!
まず、ホエー(ホエイ)って、聞いた事あるけど何かよくわからないという方もいらっしゃると思うので、簡単にご説明します。
ホエー(ホエイ)とは、「乳清」とも呼ばれ、ヨーグルトやチーズを作る時に出来る水溶液を指します。ヨーグルトの上にたまった水分を見たことありませんか?あの水分です!
チーズは紀元前から食べられてきましたが、チーズは牛乳に含まれる成分を分離させたものを主な原料として作られます。
その分離の過程でホエーは液体となって抽出されるのですが、昔は人の飲み物や料理に使われたり、家畜のエサとして利用したりされてきました。
このようにはじめはチーズを作る時の副産物として家庭で利用されるに留まっていましたが、その高い栄養価値が知られるに伴い、ホエーを利用した様々な製品が作られるようになったのです。
それでは本題ですが、そのホエーを使ってのリコッタチーズの作り方はこちらです。
※所要時間は約8時間です。
①材料
・牛乳 お好きな分量 (乳脂肪分は高めがおすすめ。)
・ホエー 牛乳と同じ分量 ※ホエーはカッテージチーズの残りや水切りヨーグルトの残り、リコッタチーズの残りでも大丈夫です。
・料理用温度計
②作り方
1.牛乳とホエーを鍋に入れ、軽くかき混ぜて火を付けます。
2.75~80℃になったら火から外します。
(沸騰させないように注意してください。すぐにホエイと分離してきます。もしうまく分離しなかったら少しだけレモン汁(またはお酢)を入れます。しっかり分離されるまでしばらくおいておきます。)
3.ざるの上にキッチンペーパーを敷き、水分をこします。
(残ったホエーは残しておいて下さい。それを使って再度チーズを作ることができます。)
4. 約一晩放置しましたら完成です!
ホエーを使った作り方ですと、リコッタチーズを作ったホエーでまた更にチーズを作ることができるんです。…ということは、エンドレス!!
そうです、無限にリコッタチーズを作ることができるんです。
牛乳は足さないといけませんが、これなら経済的ですね☆
手間いらずで牛乳さえあればエンドレスに作ることができ、冷蔵庫に切らさず常備させることができるので、朝食の時などパッと使いたいときにあると助かりますよね。
リコッタチーズをお酢で作ってみよう!
次は、お酢を使った作り方のご紹介です。
※所要時間3時間半~4時間ほどになります。
①材料
・牛乳 1ℓ (乳脂肪分は高めがおすすめ。)
・お酢 20㎖ (レモンやオレンジの果汁でも大丈夫です。)
②作り方
1.お鍋に牛乳を入れて中火で煮ます。(木べらで牛乳が焦げないようにお鍋のふちや底をしっかり混ぜながら目を離さないで作業してください。)
2.細かい気泡がフツフツ湧いてきたら、火を止めて手早くお酢を回し入れます。
3.牛乳の成分がぼろぼろと固まってくるので、ざるにキッチンペーパーやふきんを敷いて、3時間ほど時間をかけてこせば出来上がりです!
※水分を多く残すとリコッタチーズのようになり、しっかりめに水分を切るとカッテージチーズのようになります。
牛乳とお酢さえあればいつでも簡単に作れますね☆
お酢の酸味としては、作り立てのチーズは少し酸味を感じますが、一晩おくと酸味が抜けて、まろやかな風味になります。
使うお酢は、穀物酢、米酢、りんご酢などなんでもOKです。
また、お酢でなくレモンやオレンジ果汁を使うと、よりまろやかな味わいになります。
様々なお酢や果汁で色々試してみると、風味が変わって面白いですよ。
是非お試し下さい☆
リコッタチーズのカロリーは?
100gあたり174カロリーになります。
チーズというと、高カロリーなイメージが強いですよね。
「チーズは美味しいけどカロリーが高いからやめておこう…」ダイエット中の方は一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか?
確かに、高カロリーなチーズが多いのは本当のこと。けれども、低カロリーでとてもダイエット向きなチーズがあるんです。それがリコッタチーズ。
リコッタチーズは、ホエーが原料なため低脂質・低カロリーで、他のチーズに比べてかなりカロリーの少ないチーズなんです。
そのわりに栄養価が高いため、ダイエットにはもってこいの食材なのです!
栄養価が高い理由も、ホエーを使っているから。ホエーに含まれる栄養がとても豊富なため、飲む点滴とも言われる程なんです。
ヘルシーでこんなに体にいいチーズがあったなんて、知らなきゃ損ですね!
リコッタチーズの保存方法は?
カップなどにリコッタチーズをしきつめ、その上からサランラップを密着させ密閉し、冷蔵庫に保存します。
このチーズはフレッシュチーズで水分量が多く、鮮度がとても大事です!
2~4日以内に食べきるようにして下さい。
※水分量が多いため、冷凍保存には向きません。
「リコッタチーズの作り方は?ホエーかお酢で簡単手作り!」まとめ
いかがだったでしょうか?
リコッタチーズがとても簡単にご自宅で作れるんです。材料も少なく、作る工程も少ないので、ちょっと時間が空いたときにささっと作れますね!
リコッタチーズは、低カロリーでありながら栄養価が高い!そのため、ダイエット中にはおすすめの食べ物です。
更に、妊娠中は非加熱のナチュラルチーズはNGなのですが、手作りリコッタチーズなら加熱して作っているので妊婦さんでも安心して食べられます。
妊娠中に積極的に取り入れたいカルシウムやたんぱく質をたくさん摂取できるので、普段チーズを我慢していた方には、嬉しい食材なのではないでしょうか。
また、リコッタチーズを使った料理もたくさんあるので、色々試してみても楽しいと思いますよ。
パンケーキやラザニア、オムレツ等々…検索すると沢山出てきます。
リコッタチーズのパンケーキといえば、billsのパンケーキが有名ですよね。
私も大好きで時々無性に食べたくなるのですが、なかなか行ける機会がないので自宅で作れたらいいなぁ…と思い、検索したら作り方ありました!早速作ってみよっと♪
リコッタチーズ一つで色んな料理を楽しめますし、もちろんリコッタチーズを冷やしてジャムやハチミツをかけてそのまま食べても美味しいです!
簡単で美味しく体にも嬉しいリコッタチーズを、是非ご自宅で作ってみてはいかがでしょうか。