現在人気急上昇中のバンド、「マカロニえんぴつ」をご存知でしょうか。
神奈川県出身で、2021年には結成9年目を迎える彼らの音楽性が話題となっています。
若い世代を中心に、音楽評論家の方々の間でも音楽的な評価の高いバンドです。
そんなマカロニえんぴつのドラムメンバーの脱退、その元メンバーの現在、バンド名の由来や彼らの人気曲、略し方なども、気になるキーワードとして挙げられていました。
マカロニえんぴつのドラムの元メンバーの現在の活動はどのような形になっているのでしょうか。
そして人気沸騰中の彼らの人気の曲、彼らの魅力、名前の由来や略し方などなど、たっぷりとご紹介したいと思います。最後までぜひご覧になってください。
もくじ
マカロニえんぴつとは?
マカロニえんぴつは現在人気急上昇の日本のロックバンドです。
現在のメンバーは、
はっとり(ボーカル、ギター)
高野賢也(ベース)
田辺由明(ギター)
長谷川大喜(キーボード)
の4人組となっています。2012年に洗足学園音楽大学のROCK&POPSコースの友達で結成されたのが始まりだったようです。
その後、めきめきと頭角をあらわし、若者を中心に爆発的な人気を集めています。
マカロニえんぴつの名前の由来は?
それにしても「マカロニえんぴつ」とは変わったバンド名ですね。
とても気になるネーミングになっていると思います。
その不思議なバンド名にはどんな由来があるのでしょうか。
そちらについても調べてみました。
「マカロニ」は、穴が空いて空洞になっていて、その空洞の部分は「存在しない物」であるとメンバーは語っています。
一方「えんぴつ」は、白紙に線を入れて「物を在りにする」ことができるもの。
存在しないものを自分達で意味の在るものにしていきたいという意味を込めて命名されたのが「マカロニえんぴつ」だということです。
彼らはインタビューで、バンド名の由来を次のように説明しているそうです。
●バンド名の由来や意味を教えて下さい。
はっとり:はい。「マカロニ」ってのぞくと空洞じゃないですか?
その空洞の部分って存在しないもので、だけど有名な哲学者の言葉で「ドーナツの穴を食べる」ってあるんですけど、
それに近いもので、何も無いようなものだけれども、その存在意義を意識していて。
それに対して「えんぴつ」って、ものを「在り」にしていくものじゃないですか?
例えば白紙に線を入れるだけでそこには「存在」が出来る。
何にも無い穴、その「無い存在」を自分達で意味の在る物にしていきたい。
それをえんぴつで書き進んでいくっていう意味を込めて、
穴の象徴「マカロニ」と、
存在を作る「えんぴつ」で
「マカロニえんぴつ」です。
・・・このように、『アルデンテ』のインタビューで語られています。
ありきたりなバンド名で、多くのバンドの中で埋もれたくないという思いや、ちょっとひねくれていたいというスタンスで、
インパクトのある変わったバンド名にしたいという思いもあったといわれています。
マカロニえんぴつは、初めての全国流通のミニアルバムとして『アルデンテ』をリリースしています。
そしてその次に『エイチビー』をリリースしており、
それぞれ「マカロニ」と「えんぴつ」にかけたネーミングのアルバムとなっています。
鉛筆の濃さの種類の中でも「エイチビー」にしたのは、「親しみやすい」という理由からだそうです。
とてもかわいらしい響きのネーミングではありますが、しっかりと考えられている、きちんと意味のあるバンド名なのですね。」
マカロニえんぴつの略し方は?
人気バンドは呼びやすくするために、ファンの間で略称というものが存在しますよね。マカロニえんぴつの場合、どのように略しているのでしょうか。
例えばミスターチルドレンなら「ミスチル」
アジアンカンフージェネレーションなら「アジカン」
ラッドウィンプスなら「ラッド」
バックナンバーは「バクナン」
などと呼ばれたりしているようですね。
マカロニえんぴつは、略して「マカえん」と言われているそうです。ファンの間ではお馴染みのようですし、こちらで呼ばれることが多いのかもしれませんね。
マカロニえんぴつのメンバーは誰?
マカロニえんぴつのメンバーについて調べてみました。現在はメンバー4人で活動されています。
マカロニえんぴつは、2012年、洗足学園音楽大学のROCK&POPSコースで出会った4人で結成されました。
当時のメンバーは、
はっとりさん(ギター、ボーカル担当)
高野賢也さん(ベース担当)
田辺由明さん(ギター担当)
サティさん(元メンバー、ドラム担当)
で結成されました。その後、ドラムのサティさんが脱退、そしてキーボードの長谷川大樹さんが加入。現在のメンバーとなっています。
早速、個々のメンバーのプロフィールを簡単にご紹介していきます。
・はっとり(ギター、ボーカル担当)
【はしりがき】リリース記念配信番組、ありがとうございました!
麒麟ラヴ、コールマンラヴ。
なにより駆けつけてくれたあなたが好き!2時後には【はしりがき】EPが各種音楽配信サイトで聴けます。
あとは頼んだ…!
どうぞよろしくお願いします#はしりがき pic.twitter.com/q2nfnxB5Cs— はっとり (@Hattori_0512) April 20, 2021
はっとりさんは、1993年6月29日生まれ、鹿児島県出身だそうです。
本名は河野瑠之介さんといいます。
芸名・はっとりの由来についてですが、彼がバンドを始めようと思うきっかけになったロックバンド『ユニコーン』のアルバムタイトル『服部』が由来となっています。
音楽性も、歌声も初期のユニコーンの奥田民生さんとどことなく似ていると思っていたのですが、
やはり奥田民生さん率いるロックバンド『ユニコーン』の影響を色濃く受けていたロックバンドだということでした。
マカロニえんぴつの楽曲のベースは、作詞・作曲共にはっとりさんがほとんど手がけているということです。
・高野賢也(ベース担当)
https://twitter.com/kenken_macaroni/status/1151079327850815489?s=20
彼は1993年7月16日生まれで、ニックネームは『ケンケン』。
アニメやアニソンが好きで、マカロニえんぴつの一部の楽曲の作曲も務めるベーシストです。
彼の手がける音楽はかなりポップス調の音楽となっています。
男らしく骨太な感じの曲が多いので、同じポップス調といってもはっとりさんの手がける音楽とはまたひと味違うとものであるそうです。
・田辺由明(ギター担当)
また一つ歳を重ねました。
メッセージやイラストや動画を送って下さった皆様、本当にありがとうございます。
全部見させてもらってます。本当に幸せです。
32歳も良いギターが弾けるように頑張ります!!
メンバーやスタッフ、応援して下さる皆様、そして家族、みんなに感謝の一日でした!!
ラヴ pic.twitter.com/d72QLaaZ97— 田辺由明@マカロニえんぴつ (@Toriashi_VYT) May 30, 2021
田辺由明さんは、1989年5月30日生まれ、ニックネームはよっちゃんです。
元々はハードロックを好み、ハードロックしか演奏しなかったギタリストで、生粋のハードロック好きだそうです。
しかしマカロニえんぴつの中では、ギターを担当しながらも、ポップスロックのギタリストとして演奏を手がけていて、
みんなからは兄貴的存在として慕われるキャラクターだそうです。
・長谷川大喜(キーボード担当)
本日ビバラ!オンライン2020ありがとうございました。
5ヶ月ぶりにステージで皆と音を合わせ
違うバンドのサウンドを聴いて
これだっ!!と久しぶりに高ぶりました。
また皆とライブ出来る日を楽しみに
乗り越えることを頑張ろう。 pic.twitter.com/5A5fmZLBYz— 長谷川大喜 (@h_s_g_w_d_i_k) August 1, 2020
長谷川大喜さんは、1993年11月19日生まれ、ニックネームは『大ちゃん』です。
実は、長谷川さんは他のメンバーと少し異なり、洗足学園音楽大学の電子オルガンコース出身だそうです。
マカロニえんぴつへの加入が遅れたのは、学科(コース)が異なっていたことも影響していたようです。
長谷川さんはジャズを好み、暖かく軽快な音の進行を得意としているそうです。
いずれも個性豊かなメンバーですよね。音大出身者ならではの音へのこだわりが強いメンバーでこうせいされているということです。
マカロニえんぴつのドラムが脱退した理由は?
2015年1月21日、1stミニアルバム『アルデンテ』をリリースし、その後もライブや音楽配信で音楽活動を続けていくわけですが、
順調にバンド活動していた中、2017年9月24日、ドラム担当のサティさんが脱退します。
サティさんの脱退理由は、「自身の音楽や人生の可能性を探りたい」といった前向きな理由でした。
マカロニえんぴつのドラムの現在の活動は?
2017年に脱退したドラム担当のサティさんの現在の活動は、ソロのミュージシャンとして活動中とのことです。
今日はスタジオで色々試して遊んでました。 pic.twitter.com/KFod0LdP0M
— サティ (ドラマー) (@satie_drums) June 27, 2019
ご自身でどこまで音楽で成功できるか、その可能性に賭けてみたいという気持ちも強く持っていたようです。
あえて脱退してソロとして活動のみちを探り、現在に至るとのことです。
マカロニえんぴつの人気曲は?
マカロニえんぴつの人気の曲について調べてみました。
イントロが特徴的なマカロニえんぴつの2ndシングル『レモンパイ』。
こちらの楽曲は、イントロ部だけでなく、メロディからサビに渡るまで全体的にどこかなつかしく、心がほっこりしてしまうとファンの間でも人気の一曲となっています。
そしてブルーベリー・ナイツは、マカロニえんぴつ4枚目のミニアルバム『LiKE』に収録された楽曲です。
失恋ソングであるこの曲は、サビの部分が特に印象的で、切なさを感じさせる楽曲です。
マカロニえんぴつのまとめ
マカロニえんぴつについてご紹介いたしました。
メンバーは、それぞれが音楽に対する趣味嗜好がバラバラですが、同じ音楽系の大学出身者ということもあり、幅広くカジュアル感のある聴き心地の良い音楽を作りだしています。
マカロニえんぴつの音楽に触れて、彼らの活躍に期待していってほしいと思います。