N高校の体験授業や評判について気になったので調べてみたところ、有名人も通っているとか!N高校の体験授業やついて、評判や通っている有名人について知りたい方はどうぞこちらをご覧ください。
N高等学校は3年前に開校した通信制の私立高校です。
ネットゲームで遠足をしたり、ニコニコ超会議(ニコニコ動画のイベント)を文化祭にすると報道されたため、この学校の名前を聞いたことがある人もいると思います。
受験を控えた人の中には、N高校への進学を考えている人もいるでしょう。
そうした受験生の保護者は、N高校の評判や授業内容、卒業後の進路・就職先について知りたいはずです。
この記事ではN高校の基本的な情報と、在校生の本音、N高校に通う有名人を調べてまとめてみました。
もくじ
N高校ってどんな学校なの?
N高校は、「IT・グローバル社会に対応した人材を育成する」というのがコンセプトの高等学校です。
この学校を運営する「学校法人角川ドワンゴ学園」は、ドワンゴ株式会社と株式会社KADOKAWAが経営統合し創立しました。
2016年に開校したばかりですが、全国に7千名近くの在校生が居ます。
通信教育で日本各地から進学できる「ネットコース」と、登校する日数を週1・3・5日から選べる「通学コース」があります。
通学コースを選んだ場合は、東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・大阪・福岡のキャンパスに通う必要があります。
「ネットコース」でも個性的な学校行事や職業体験など、手厚いサポートを受けられます。
ネットコースの1年の学費は25万3千円です。
全日本選手権や世界選手権で話題になった、スギュアスケートの紀平梨花選手もN高校の在校生です。
紀平梨花選手のように既に何かの分野で活躍していて、その特技のために時間を割きたい有名人も通っています。
高校の資格を取りつつ、更に活躍するためにN高校に通っている訳ですね。
もちろん、これから夢を叶えるために集中したい、という人もN高校に進学しています。
他には、中学でいじめられていて不登校だった人や、全日制の学校になじめない人などもいます。
また、障害を持っていたり病弱だったりして、全日制の学校に通えない人もN高校を選んでいるようです。
N高校に入学するか否かを悩んでいる人は、何のために入学するのかという事について、両親などとよく話し合ってみて下さい。
後悔しないためには、入学する目的を具体的にする事が重要だと思います。
N高校の入学時期は?
N高校の入学時期は、「ネットコース」と「通学コース」とで違います。
ネットコースは4月・7月・10月・1月の年4回あり、通学コースは4月・10月の年2回です。
出願はWEB上のみで受け付けており、願書は必要ありません。
検定料もクレジットカードやコンビニで決済でき、24時間いつでも出願を受け付けています。
PCやスマホで顔写真のデータを送り、メールアドレスに通知がきます。
N高校のホームページの「WEB出願」にある募集要項をよく読んでから出願して下さい。
N高校の特色は?
N高校ではプログラミングや語学、創作、ファッションなど、数多くのジャンルの授業を受けることができます。
特にプログラムは専門的な事が学べるようです。
N校の生徒は、月に5千円の使用料がかかる「Creative Cloud」や「Premiere Pro」などITツールが無料で使えます。
社会にでる前に、有用なITツールに慣れておけるのは心強いですね。
また、学校行事も変わっていて、普通の学校では体験できないものばかりです。
入学式からしてVRで行われ、ネットで部活や遠足をするなど、ネットと通信教育の強みを活かしています。
文化祭は、「ニコニコ超会議」というニコニコ動画の視聴者向けイベントと連携して行っているんです。
過去には、入学式で羽生善治さんが祝辞を送り、超会議に小泉進次郎さんが駆けつけた事もありました。
職場体験では農業や漁業、職人の仕事を体験できます。
従来の高校になかった授業内容・学校行事といえるでしょう。
N高校の体験授業とは?
N高校では、進学希望者とその保護者が参加できる体験授業や説明会を開いています。
日時は各地域のキャンパス校によって違い、数カ月ごとに行われています。
第一回目のオープンキャンパスでは、隣の人の情報を自分の自己紹介に付け加える「積み木式自己紹介」や、口頭の指示によって折り紙を折る「折り紙ワーク」など、一風変わった授業が開かれました。
体験授業を希望する人は、N高校の公式サイトの「説明会・相談会」で説明会の日時を確認しましょう。
個別相談会も随時実施されています。
N高校の評判は?
現役のN校生による評判を見ると、「時間を有効利用できる」「自分の好きな事ができる」という意見が多かったです。
また、「学業自体は嫌いではないし頑張りたいと思うが、全日制の学校の行事や人間関係に労力・時間を割きたくない」という人も多いです。
「自分に合ったペースで、友人関係や部活動などに向き合えるのがいい」「勉強が分からなくなっても、きちんとサポートしてくれるのが嬉しい」という意見もありました。
アニメやバーチャル関係の行事への評判も良いです。
そういう行事は、普通の学校では体験できないでしょうからね。
同じように考えている教師も多いみたいです。
中学校時代に不登校になった人とか、精神疾患や障害の問題で全日制の学校に通えない人からも支持されています。
N高校に通うメリットも多く聞かれましたが、デメリットもあるようです。
その内の一つは、人気が加熱してきて先生の人員が足りていない事です。
開校してから3年でここまで入学希望者が増えたのは、予想外だったんでしょう。
現在、教師の数を増やしているようですから、これから新任の教師の比率が高くなります。
新任教師の能力の高さも現時点では分かりません。
また、授業内容やサポートに不満がなくても、他の通信高校の方に進学した方が良かった、と思うようになるかもしれません。
相性がありますし、サポートに手厚い学校はN高校だけではありませんから。
N高校が自分に合っているかどうかが心配な人は、他の通信高校の情報もしっかり集めて、進学先の学校を選んでください。
具体的な卒業後の進路を決めている人もよく考えた方がいいでしょう。
既になりたい職業や行きたい大学があるのなら、専門学校や全日制の学校に行った方がいいかもしれません。
N高校の卒業生は結構有名な大学に進学していますが、合格した人数やパーセンテージは出ていません。
AO入学と一般入試の比率もよく分からないので、「N高校でも受験は大丈夫」とは言い切れないでしょう。
上述した問題点や注意点はありますが、悪い噂や悪い評判などは見つかりませんでした。
事前に情報収集をして検討すれば、進路の選択を誤らずに済むと思います。
N高校に通う有名人は?
N高校には、フィギュアスケート選手の紀平梨花さん、「RIZE」「Dragon Ash」のベーシスト金子賢輔さん、現役アイドルの奥村野乃花さんと的場華鈴さん(虹のコンキスタドール)等の有名人が通っています。
金子賢輔さんは、30歳でN高校に第一期生として入学しました。
高校に行ってなかった事が弱点だったという金子さんは、その弱点を克服するためにN高生になったといいます。
それに生徒として通いながら、N高校の音楽講師もしているようです。
3年ほど前に設立された学校なのに、よく知られたベーシストや現役アイドルなどの有名人が通っているとは驚きですね。
また、15歳にして「世界プログラミングハッカーコンテスト」の3位となった清水郁美さんも在校生のようです。
N高校のまとめ
N高校の基本的な情報、N高校の評判、N高校に通う有名人についてまとめてみました。
N高校は、手厚いサポートがあり個性的な授業内容を受けられる学校です。
ですから、N高校と相性が良い人は楽しい高校生活を送れるでしょう。
その一方で、自由すぎる校風が合わない人もいますし、将来の目標がはっきりしている人は、他の学校に通った方が有意義な時間を過ごせるかもしれません。
まずは、進学する目的を具体的に考えてみて下さい。
そして、その目的をN高校で達成できるのかどうかを、家族とよく相談してから進路を決めて、体験授業なども利用することによって、後悔のない選択ができると思います。