今回は比嘉大吾さんについて詳しくご紹介したいと思います。
沖縄県宮古島からやってきた、新鋭ボクサーの比嘉大吾(ひがだいご)さんです。
故郷の英雄である元世界チャンピオン具志堅用高さんに見出され、プロボクシングの世界に足を踏み入れました。
世界チャンピオンへ向け快進撃を続ける、この比嘉大吾さんとは一体どんなボクサーなんでしょうか?
あの具志堅用高に次ぐ沖縄出身の世界チャンピオン候補であるといわれている比嘉大吾さんの、基本的なプロフィールである身長、体重、年齢、高校、などなどたっぷりとご紹介したいと思います。
沖縄県出身、プロボクサー比嘉大吾さんの身長や体重、年齢、出身高校などぜひご覧いただきたいと思います。
もくじ
比嘉大吾の誕生日や年齢は?
昼ごご飯本部の有名なきしもとソバ
午後練も頑張って来ます pic.twitter.com/X1p9W4dNDy
— 比嘉大吾 (@daigo08091) February 7, 2015
比嘉大吾さんの誕生日、年齢などについてご紹介いたします。
比嘉さんは沖縄県出身、現在の年齢は25歳とのことです。まだまだこれからの若い年代ですので、今後の活躍が期待されていますね。
比嘉大吾の身長と体重は?
比嘉大吾さんの身長と体重について調べてみました。
身長、体重ともに現在の時点の公表している情報はないのですが、推定163センチと言われていました。
そして体重ですが、こちらも不明でした。彼の階級はフライ級(50.7kg)となっています。割と小柄であると言われていました。
比嘉大吾の出身中学や高校は?
比嘉大吾さんの出身地、出身中学校、出身高校についても調べてみました。
出身地は、沖縄県浦添市と公表されています。そして出身中学ですが、沖縄県の浦添市にある浦添市立仲西中学校だそうです
。比嘉大吾さんはもともとは野球少年だったそうなのですが、具志堅さんの過去の名勝負の特集を見たことがきっかけで、自身もボクシングを始めることを決意したそうです。
そこで元ボクサーの知念健二監督に指導を受けるために、宮古島へ渡ったとのこと。そして高校は、沖縄県宮古工業高等学校に進学されたということです。
ちなみに高校時代の成績は、高校3年生の時に第68回国民体育大会(国体)にて、少年の部フライ級ベスト8という成績を収めています。45戦36勝8敗という記録だそうです。
その後の具志堅さんと出会いは、当時オリンピックを目指すため大学の進学を考えていたころに、
高校の顧問の先生が具志堅スポーツジムの宮古島後援会会長だったこともあり、名前が自然と具志堅さんの元へ届いたようです。
国体終了後に具志堅さんが直々に比嘉さんをスカウトして、その後プロ入りを決意したという流れなんですね。
憧れの具志堅さんからの直接スカウトを受けて、天にも昇る気持ちで即決されてプロ入りされたのでしょうね。運命的な出会いを果たしておられますね。
比嘉大吾が減量失敗で王者剥奪に!
2018年4月15日のWBC世界フライ級タイトルマッチにおいて、比嘉大吾さんが体重を超過し王者を剥奪されてしまうことになりました。
正直、耳を疑うような内容でしたし、山中慎介さんと戦ったルイス・ネリの体重超過事件の記憶が新しい中、日本人ボクサーで沖縄の英雄が体重超過というのはファンのみならずかなりの衝撃だったと思います。
ルイス・ネリの体重超過は「勝つために意図的に行った」という憶測の意見も飛び交っていましたが、比嘉大吾さんの件に関しては「どうしても落としきれなかった」ということで起きてしまったのでは、と言われています。
ただ、理由はどうあれ体重超過は対戦相手に危険をもたらし、ボクシングの試合において最悪の違反の一つなので許されるものではなかったので、大きな話題となりました。
日本人の世界戦で体重超過による王座剥奪は初めてのことだそうです。
では、比嘉大吾さんが減量を失敗してしまった理由は一体どういったものなのでしょうか。
第一の理由としては、まだまだ若く成長過程にある体がこの階級に留まれないほど肥大化しているという理由だと言われていました。
日本人史上最高の連続KO記録を築いたパンチ力の源として、ボクサーの中でも珍しいほどの筋肉があり、背筋はボディビルダーと互角と言われるレベルなので落とす脂肪がほぼ無いという状態だそうです。
比嘉大吾さんは、再計量のために体重を落とそうにも「汗一滴すら」かかなかったそうです。それにその当時、気が緩んでいたのではないか、とも言われていました。
王者になって無敗でメディアにも取り上げられ、トークもうまく人気者ということになればハングリー精神が失われてしまうのも無理はない、と世間からの厳しい声も聞かれました。
いつも通りやれば体重は落ちるだろうという甘い考えから、過去よりも体重が落ちない点にいち早く気づけなかったのかもしれませんね。
プロとして、そして世界王者としてリングに上がる以上、毎日「グラム」単位で体重を管理し、体重が落ちないのであればもっと早い段階で何か対策を打つべきであったとも言われていました。
この件を受けて、ジムの会長でもある具志堅用高さんは深々と謝罪しておられました。
具志堅用高さんは、過去に比嘉大吾さんと戦った「ファン・エルナンデス」が体重超過した際、「ちゃんとしないと!!」と、激怒した経験があります。
ジムの会長として、そして元世界王者としてルールを守らなかった選手に憤慨するのは当然ですが、愛弟子が体重超過となれば、本当に残念でならなかったと思います。
正直、具志堅さんにとっては比嘉大吾さんが負ける以上に最悪の心境だと思います。
このようなルール違反が二度と起こらないよう、階級を上げるなどの対応は必ずとることになるはずであるとも言われていました。
比嘉大吾の復帰戦結果は?
比嘉大吾さんは2019年9月に処分が解除され、週6回の本格的な練習を再開されたそうです。
パーソナルトレーナーの永末貴之さんと新たに契約し、食事とフィジカルトレーニングのアドバイスを受けながら減量に取り組んだそうです。
永末さんとは、WBA、IBF世界バンタム級統一王者の井上尚弥さんらを担当するバンデージ職人として知られているそうです。
その後、WBC世界バンタム級7位にランクインしました。プロ戦績はこれで17戦16勝(16KO)1敗となり、
プロデビュー戦から15戦連続KO勝利の日本記録を持つという比嘉大吾さんはまたリングに戻ってくるのか、と大きな話題を呼びました。
このまま引退するにはあまりに惜しいと、多数のボクシングファンの熱狂をあおったようです。
比嘉大吾が白井・具志堅スポーツジムと契約終了へ
比嘉大吾さんの所属ジムは「白井・具志堅スポーツジム(場所は東京都杉並区)」でしたが、3月に「白井・具志堅スポーツジム」を退所しています。
そんな比嘉さんを現在、傍らで指導するのは、デビューから見守り続けてきた野木丈司トレーナー(60)だそうです。
全幅の信頼を置く師とのタッグを再結成した比嘉さんは「もう一度、全力を尽くして世界を取る」と宣言したそうです。
同じく具志堅ジムを去ったうるま市出身の大湾硫斗さんと共に、近く新興のジムへの移籍を発表するそうです。
2018年4月、比嘉が3度目の防衛戦での体重超過で王座を剥奪された責任を取り、野木トレーナーはジムを去ったそうです。
計量失敗にベルト剥奪、そして初の黒星、ライセンス停止処分と、絶頂から奈落の底に落ちてしまった比嘉の心に、苦楽を共にしてきた野木トレーナーとの別れが追い打ちをかけたとのことです。
比嘉大吾さんは謹慎中、野木トレーナーが勤めるスポーツジムで練習して「野木さんと一緒に復帰したい」と移籍先を模索し、
大手との話がまとまりかけた時に、最終的に選んだのは具志堅ジムでの現役続行という道を選びました。
しかし戻ったジムとのしこりは解消されず、比嘉さんの不信感は募るばかりだったそうです。のちに「再び世界王者を目指すほどの決意が持てなかった」と話しておられたようです。
古巣に戻っても練習にやって来る比嘉さんに対し、野木トレーナーは「けじめをつけよう。もう来るな」といった言葉が喉まで出かかったとおっしゃっていました。
それでも黙認したのは「ここで断れば大吾は居場所を全て失い、ボクシング自体を辞めかねなかった」とのちに語っています。
比嘉大吾の移籍先が凄かった!
白井・具志堅ジムとの契約更新せず、所属先が決まっていなかった比嘉大吾さんでしたが、移籍先が決定したというニュースが飛び込んできました。
新所属となるのが『Ambition GYM』(東京都渋谷区)という木谷卓也氏が会長のジムだそうです。
そこに野木トレーナーも加入することとなり、比嘉さんの世界チャンピオンになる為の環境が整いつつあるということが大きな話題となっています。
そして、この『Ambition GYM』になんと現役世界チャンピオンの井岡一翔選手も移籍するということになったということです。
こんな豪華なニュースに日本中がどよめきました。復活のカンムリワシと4階級制覇の井岡選手、豪華な組み合わせが世間を賑わせ、今後の活躍に注目が集まっています。
比嘉大吾のまとめ
いかがでしたでしょうか。比嘉大吾さんはもともと筋肉質で、自身の階級での減量に苦しみ、その末にパニック障害を起こしたと口にしていたこともありました。
そんな減量に対して苦しんでいた比嘉さんに最悪の結果を招いてしまったのは、所属ジムやトレーナーの責任がとても大きかったとも言われています。
しかし新所属ジムで復活、今後の比嘉大吾さんの活躍がさらに期待されています。これからも応援していきたいと思います。